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​ご挨拶

RIIPA顧問

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岸川 公彦

陸上自衛隊

元陸将・前中部方面総監

21世紀の現在、かつてないダイナミズムを有する時代となった一方で、不安定性、不確実性、複雑性、そして曖昧性も一層増加しつつあるインド太平洋地域において、域内の各国が、平和、安定そして繁栄を今後とも享受していくためには、各国間における多様かつ重層的な相互理解の促進が必要不可欠なものとなっています。

このような中、知的・人的交流を通じて「価値の共同体」の構築・強化を目的とするNPO法人インド太平洋問題研究所の設立は、時代のニーズに応えたまさに正鵠を得たものであり、骨太の指針や提言ならびにさまざまな人的交流活動を通じ、インド太平洋地域への寄与貢献を果たして参ります。

岸川顧問 略歴

1984年に陸上自衛隊に入隊後、施設科幹部として任官。第5施設大隊に所属。1990年、同大隊の中隊長。1993年、外務省総合外交政策局安全保障政策課で地域安保を担当。その後、陸上幕僚監部で情報、教育訓練、兵站等の分野の担当等を歴任。2003年、1等陸佐(大佐)に昇任し、同年米陸軍戦略大学に留学、戦略論修士号を取得。2006年に第6施設群長、翌年には陸上幕僚監部において広報室長を務める。2009年に陸将補に昇任後、西部方面総監部幕僚副長、第1施設団長、陸上自衛隊研究本部総合研究部長そして第14旅団長を歴任。2015年、陸将に昇任。第8師団長として熊本に一年間勤務。この間、熊本地震の際に現地指揮官として対応した。その後、防衛大学校幹事として、陸海空の幹部候補生の教育に従事。2017年より、中部方面総監として西日本豪雨等に対応した後、2019年8月に退官。現在、インド太平洋問題研究所(RIIPA)顧問。

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